[4月]
4月2日〜4月7日 「青の使い」展 ~4月2日世界自閉症啓発デーによせて~
毎年4月2日は国連が定めた自閉症啓発デーです。
そのシンボルカラーは「癒し」や「希望」等を表すブルーです。
日本でも世界自閉症啓発デー・日本実行委員会が組織され、
自閉症をはじめとする発達障害について広く啓発する活動を行っており、
毎年、世界自閉症啓発デーの4月2日から8日を発達障害啓発週間として、
シンボジウムの開催やランドマークのブルーライトアップ等の活動を行っています。
当画廊でも「青」をテーマとした作品を通して、自閉症への理解を深めるきっかけとした展覧会を企画しました。
作り手の障がいの有無、作品のジャンルを問わず、青の作品を展示、販売いたします。-晩翠画廊-
【参加作家】
浅野 春香(洋画)、太田 理彦/思太田窯(陶芸)、OMJOOSOO(立体造形)、後藤 五木/一木窯(陶芸)、佐藤 華炎(書)、鈴木 正広(洋画)
谷口 知美(日本画・立体造形)、野田 律子/ステンドグラス工房碧(ガラス)、fumikoten(洋画・立体造形)
BOTAN INKPEN(アルコールインクアート) 、吉田 好晴(木版画)
片平俊夫/多夢多夢舎中山工房(絵画) 、小島 志穂・中村 洋子・林 そのみ/わらしべ舎羽黒台工房(洋画)
4月9日〜4月14日 齋悠記「ことばにならないもの」
手製で仕上げたパネルにいろとかたちを重ねながら、
わたしが日常で感じた様々なことを表現できたらと、日記のように描き綴っています。
手でつくる絵の中に、肌触りのようなものを感じながら楽しんでいただけたら幸いです。
今回は、13cm角のボタンシリーズをはじめ大きめの作品まで、近年描いたものやここ数年を辿るような作品を展示します。-齋悠記-
<SAI Yuki>
宮城県出身
沖縄県立芸術大学大学院造形芸術研究科(環境造形専攻)絵画専修修了
近年の主な展示
2023年 個展 寒河江市美術館(山形)
2023年 個展 やまがたクリエイティブシティーセンターQ1(山形)
2023年 個展 ブンコノブンコ(沖縄)
主な受賞・入賞歴
2019年 第48回沖縄県芸術文化祭 県知事賞受賞
2017年 第46回沖縄県芸術文化祭 新人賞受賞
2015年 VOCA展2015 上野の森美術館
2012年 トーキョーワンダーウォール 入選
その他、個展・グループ展にて作品発表
4月16日〜4月21日 吉田瀬七 個展 ~映~
記憶に残っている様々な色を組み合わせて作品を作っています。
例えば、車の窓の向こうに見えた海が白く輝いていたこと。
例えば、驚くような赤に染まっていた夕焼けの色。
作品を見た人が「こんな色を見たことがある」と懐かしい気持ちになってくれたら嬉しいです。 -吉田瀬七-
<YOSHIDA Sena>
2018
第81回河北美術展 入選
2019
第82回河北美術展 入選
2021
中本誠司現代美術館 吉田瀬七個展「追憶」
第105回二科展 新人奨励賞受賞
第58回宮城県芸術祭 奨励賞受賞
銀座中央ギャラリー公募展入選入賞者展参加
2022
第106回二科展 入選
第83河北展 入選
心映画家 吉田瀬七作品展「言の葉」
2023
第84回河北展 入選
心映画家 吉田瀬七作品展「言の葉Ⅱ」
中本誠司現代美術館 吉田瀬七個展「心雨」
第107回二科展 入選
心映画家 吉田瀬七作品展「言の葉Ⅲ」
4月23日〜4月28日 子どもの村東北・支援チャリティ展「貴方だけの花」
2019年より始まりました本企画も4回目を迎えます。
この度も「花」をテーマにした小作品の展示・販売を行い、
売上の一部を<子どもの村東北>に寄付いたします。
作品は絵画・版画・陶芸など多岐に渡ります。
本展覧会を通して、皆様に<子どもの村東北>の取り組みを知っていただくとともに、
花の季節を楽しむ作品と出会う機会となりますことを願い、開催いたします。 -晩翠画廊-
※<子どもの村東北>について
「子どもの村東北」は仙台市太白区にあります。
2014年に、社会的養護を必要とする子どもたちと、その危機にある子どもたちを、
家庭環境で養育する目的で開村されました。その運営の多くは、寄付でまかなわれています。
子どもの村東北HP https://cvtohoku.org/
【参加作家】
あさい ひろこ(水彩画)、浅見 勝彦(水彩画)、安達 秀子(洋画)、浦山 宏(版画)、小野 由貴子(水彩画)
數本 奈智子(洋画)、叶 悦子(版画)、かやの あきこ(陶芸)、菅野 麻衣子(洋画・鉛筆画)
今野 裕結(鉛筆画・ネクサス絵画)、佐々木 勉(水彩画)、佐々木 洋子(水彩画・他)、さとう ゆきえ(日本画)
庄 漫(版画)、鈴木 桂子(洋画)、髙橋 麻喜子(版画)、立花 布美子(陶芸)、津島 友里恵(陶芸)、nocolier(陶芸)
林 しづ子(洋画)、floral design MARWIN★(フラワーアレンジメント)、渡邊 寛(洋画) 22名
[5月]
5月7日〜5月12日 岩井てる「天衣無縫な私の個展」
私の心の旅として絵を描く事は限りなくこれからも続く事でしょう。
巨匠の画集や本を読み、色々空想し思いをふくらませ、デッサン、キャンバスにむかい合い、描きはじめます。
表現するものの存在感をうみだす事、圧倒的なインパクトを見る人の心に響く様に祈りながら描き上げていきます。
どうぞ多くの方に見ていただきますようお願い申し上げます。 -岩井てる-
<IWAI Teru>
1942.4 仙台市生まれ
2010 初個展
2013 河北美術展入選 80号「注文の多いアラフォー」以後2回入選、上野の森アトリエ展入選 30号「アラフォーの午後」
2016 東京銀座「るたんギャラリー」個展、上野の森セレクト20に選出「スパニッシュダンス」
2017 上野の森優秀賞 「蔵王の晩秋」
2018 札幌セントラルギャラリー個展、欧州美術入選 スペインにて出品 ヒホン市
2019 宮城県芸術祭公募「マリアン」100 奨励賞受賞
2020 東京示現会「マリアン」100 佳作賞
芸協会員、示現会会員
1962 画家 中原四十二氏、佐藤多都夫氏に師事
1980~ 仙台第2高等学校教諭に20年師事、松井氏
2016~2023 安彦文平氏に師事
2019 伊勢崎勝人氏に師事
2023~現在 早坂貞彦氏に師事
5月14日〜5月19日 ピュシスNEXTⅢ -版の表現者たち-
2022年から始まった「ピュシスNEXT-版の表現者たち-」展は、
東北芸術工科大学版画コースおよび同大学の卒業生・修了生である出品者が主体的に運営する展覧会です。
今回で3回目の開催となります。
本展覧会は、作家として経験を重ねる出品者が互いに切磋琢磨する挑戦の場となり、
充実した場となることを目指します。 -出品者一同-
【出品作家】
秋庭麻里、安達 栞、あるがあく、大森弘之、小野寺 唯、梶原丈義、金子美早紀、吉内史芳子、木村美咲
齋藤僚太、SoftRib、佐藤妙子、佐藤未来、相馬祐子、中村桂子、西村沙由里、野瀬昌樹、平野有花、尾留川優子
真栄城理子、ヤジマユキエ、若月公平、和田豊樹 (23名)
https://physisnext.wixsite.com/physisnext
5月21日〜5月26日 15th anniversary LYRICISM~或る日のアトリエ 熊谷融*熊谷理慧古 日本画二人展
芸大在学中融22歳、理慧古21歳で始めた日本画二人展から43年経ちました。
融50歳、理慧古49歳から仙台市で開催した日本画二人展も今年で15回めとなります。
スケッチを重ね、真摯に自然を観照し、天然岩絵具や雲肌麻紙、純金箔、白金箔等
素材にこだわりナチュラルでヴィンテージ感溢れる琳派の作風を追求致しました。
<KUMAGAI Toru>
愛知県立芸術大学卒業、同大学院日本画研修科修了
日本画家
日本美術院院友
師:片岡球子先生、小山硬先生、松村公嗣先生
宮城県芸術協会会員
仙台アトリエクマガイ藝術学院塾長
<KUMAGAI Rieko>
愛知県立芸術大学卒業、同大学院日本画科修了
日本画家
日本美術院研究会員
師:片岡球子先生、伊勢崎勝人先生
宮城県芸術協会会員
仙台アトリエクマガイ藝術学院塾長
5月28日〜6月2日 スギサキマサノリ 彫刻展
今回の展示では、木彫、石彫、テラコッタの技法を用いて、
人体や動物をモチーフにした具象彫刻を展示致します。
光と影が作り出す立体作品の醍醐味を感じていただけますと幸いです。
<SUGISAKI Masanori>
1962 埼玉県に生まれる
1988 宮城県角田市に於いて、スギサキ彫刻工房設立
個展開催
北海道、宮城、福島、埼玉、東京、愛知、三重、京都、大阪、福岡、ソウル、台北
制作設置作品
中国 長春世界彫刻公園
エジプト アスワン市野外彫刻公園
北海道旭川市忠別橋公園
名取市東日本大震災慰霊碑(宮城県名取市)
福島県新地町東日本大震災震災モニュメント
[6月]
6月4日〜6月9日 夏を彩る小品展
夏を乗り切る涼やかな作品や、鮮やかで元気の出る作品等、
「夏」をイメージした作品を展示・販売いたします。
暑い夏を楽しんで過ごせる作品をご紹介したく企画いたしました。 -晩翠画廊-
【参加作家】
伊藤 仁美 (陶芸)、遠藤 一成 (洋画)、加藤 潤 (水彩画)、加藤 モニカ (色鉛筆画)
小林 未来 (鍛金)、沙織 (コラージュ)、沼田 佳苗 (洋画)、針生 峻 (陶芸)
6月11日〜6月16日 自然体展2024 技術を捨て身体と心を最優先におく書道展
書は数少ない「言葉」を使ったアートです。
そして言葉は人類に大きく広く開かれた表現です。
つまり書は誰もが気軽に参加できるアートだと思っています。
伝統的な書もありますが自然体展は自分らしい作品を目指しています。
自慢でも自虐でもない自分自身を表現できていれば成功です。
書は下手でも良いのです。「下手」とは平均と異なっていることです。
それは私達が個性と呼ぶものに違いありません。どうぞご高覧下さい。 -大塚耕志郎-
※子どもからシニア、健常者から障害を持った人たちの作品を同じように展示する展示会です。
年齢や障害で分けることなく、先入観なしに作品を鑑賞して頂きたいと思っています。
主催者・大塚耕志郎
昭和55年9月18日生、現在43歳。仙台生まれ。6歳より書をはじめ、現在はすべての団体を離れ、フリーランスな創作活動を行っている。
また、仙台を中心に教室、書のワークショップ、障害を持った人たちへの創作指導などを行っている。
6月18日〜6月23日 広瀬窯 加藤晋 作陶展
暮らしの中で使われて生きる器であるよう、
また和やかに穏やかに暮らすお手伝いが少しでも出来るようにと願いながら制作しております。
今回、新作を中心に展示いたします。ぜひご高覧いただきますよう、ご案内申し上げます。
また、器修復「繕 sen」加藤楓による器のお直し・ご相談も承ります。
直したい器などありましたら、ぜひお持ちください。 -加藤晋-
<KATOH Susumu>
1967年 仙台市生まれ
1987年 京都府立陶工高等技術専門校 卒業
同年 京焼窯元・嘉豊陶苑にて修業
1999年 独立
2003年 仙台市に工房を構える
宮城県芸術協会会員
第21回河北工芸展 宮城県知事賞 受賞
第51回宮城県芸術祭 宮城県教育長新人賞 受賞
第28回河北工芸展 福島県知事賞 受賞
第59回宮城県芸術祭 宮城県教育長特別賞 受賞
6月25日〜6月30日 サト チヒロ 水晶の絵 -Forest Sunrise-
幻想的な多色づかい、曲線美のインパクトで見るものを包み、描かれる天使や少女、龍など架空の生物たちが自然界に横溢する生命力を不思議な感触を伴って転送してくれるような、サトチヒロ氏の絵画世界。
それを極めて独特なものにしているのは、絵具に加え「水晶」を画材として用いることで生まれるダイナミックな絵肌とその輝きです。
水晶は、圧力を加えると電気が発生する性質を持ち、気の浄化やカームダウンに役立つなど代表的なパワーストーンとされています。カウンセラーやデザイナーとして様々な素材・物質を研究する過程で彼は、この作用を絵画に活かす手法を開発してきました。通常、水晶を粉末化したものは日本画において透き通った白の表現に用いられますが、サト氏の絵では天然の水晶が細石(さざれ)状で使われます。それらがドローイングや塗りによる筆致と乗算するように使われるとき、絵の放つエネルギーをブーストし、より強く豊かにするのです。
2010年に水晶シリーズを発表すると各方面から注目され、ファーストコレクションは即完売。以後、国内外のアートフェアや公募展でも高い評価を受けるなど、世界でも類例のない独特な絵画手法への評価は定着してきており、絵によって癒やされる、メンタルが劇的に変わったなどという体験をナラティブに伝え合おうとする熱心なコレクター層が形成されるまでになりました。
本展はサト氏にとって約2年ぶりとなる郷里・宮城での個展。キャリアの原点ともなった東北の地において水晶絵画を披露し、オリジナル音楽とともに体験していただく機会となります。彼の作品の中でも特に人気の高い、幻想的な光彩のドラマを描いた「Forest Sunrise」シリーズの新作を中心に、小型の置き作品含め70点余りを展示・販売いたします。
―GALLERY SPEAK FOR―
https://note.com/galleryspeakfor/m/m698a648c23c2
https://www.galleryspeakfor.com/
サトチヒロ 美術家
岩手大学教育学部特設美術科を卒業後、工業デザイナー、画家として活動を開始。長年のデザイナー及びカウンセリングヒーラーとしての経験をもとに、音楽と絵画、ヒーリングの統合を目指し創作中。最近の個展に「水晶の絵展」(2024年、銀座・アートストンギャラリー)など。二科展、ポルトガル美術賞展、パリ国際サロン展、日仏現代美術世界展など入選歴多数。ルーブル美術館アートショッピングにも出展し好評を博す。東京都在住。